〔NURO光〕意外とお得なAmazon・価格.comからの申込み詳細

キャッシュバックを受け取れる時期がとにかく遅すぎる

NURO光に限らず現在の光回線サービスは、原則すべて２年間の契約期間の縛りが設定されていますが、価格.comのキャッシュバックはこの期間をフルに使って行われます。

別記事でも触れましたが、一般的にキャッシュバックが高額なキャンペーンほど、その受け取り時期が遅く設定される傾向があります。これは主にキャッシュバック原資を確保するためとキャッシュバック率を下げるためにサービス提供企業側の戦略として実施されるのですが、《それって企業倫理としてはどうなのよ？》という話にもなってくるポイントかと思います。

価格.comのキャッシュバックは開通から12ヵ月目と24ヵ月目で、やはりこのような戦略のもとに設定されていると思われます。確かに他と比べるとかなり遅くはなりますが、そこは考え方次第で、特に１回目は《１年間払い続けたお金がまとめて戻ってきたぁ～！》と思えば、かなりハッピーな気持ちになれるんじゃないかと思いますが･･･。

So-netの受け取り申請手続きがありますので、これだけは絶対に忘れないようにしましょう。

基本工事費の全額割引きが無い

NURO光の基本工事費(40,000円)は30回割賦払いになってますが、原則月々の支払いでその全額が割引されます。唯一価格.comから申込んだときのみ、この全額割引きが適用されません。

価格.comでは１年目のみ月々3,034円の月額利用料金割引きがあるので２回目～13回目の支払い額は3,528円/月ですが、２年目に入ると突然6,562円/月に増える(月額利用料金5,122円＋工事費割賦月額1,440円)ので、これを嫌う方も多いようなのです。

NURO光公式サイトも１年目のみ月額料金割引きを実施していますが、２年目以降も31回目の支払いまで工事費割引きがあるために、その支払額は月額利用料金のみの5,122円[税込]となっています。価格.comでも同様に31回目までは工事費の支払いが続くので、月額利用料金のみの支払いとなるのは32回目以降となるわけです。

工事費が全額割引きになるサービスというのはそれだけを見れば確かに魅力的なんですが、現在普及している各光回線サービスではほぼデフォルトになっているように思われます。ただ価格.comではその分を配慮した上で１年目の割引き額が設定されていると思いますし、何よりキャッシュバックがとても高額なので、トータルで見ると金銭的負担は圧倒的に軽くなっています。

契約期間中の中途解約ではペナルティが重い

NURO光の契約でも、他のインターネットサービスやスマホ・モバイルWi-Fi等と同様に、２年間の契約期間縛りがあります。２年目の最終月に契約更新期間が設けられており、解約する場合はこの期間内にしないと違約金(NURO光の場合は9,500円)が課される事になります。そのまま使い続けるなら、以後２年ごとに自動更新となります。

基本工事費が30回割賦払いになってますので、ちょうど２年で解約した場合は違約金はかかりませんが、残り７回分の工事費が一括請求されることになってまして、これはどの申込み窓口を選んでも同じ扱いです。従って工事費の全額割引きがある契約では、違約金や工事費残額の一括請求等の金銭的ペナルティを一切受けずに解約できるようになるのは、”最初の契約からちょうど４年後” となります。

価格.comからの契約ではこの違約金等に加えて、独自キャンペーンに対しても２年間の最低利用期間が設定されていて、２年未満の解約に対しては30,000円(戸建て住宅の契約集合住宅の場合は23,000円)の違約金が課されます。さらに１回目のキャッシュバックを受け取っている場合は、その返金を請求される事があるようです。これは申込みの注意事項にしっかり書かれています。キャッシュバック特典を受け取っていない場合の違約金は8,000円で、１年未満での解約がこれに該当するかと思います。